カウンセリングの効果と方法
~カウンセリングとは、なに?~
誰にも言えない悩みごとや、つらさを一人で抱えてはいませんか?
悩みを抱えているときには、誰かに相談したいものですが、
場合によっては、誰にでも話せる内容ではないからこそ辛く、抱えきれない事もしばしばです。
そんな時、心理の専門家のカウンセリングを受けてみようか…と頭をよぎっても
カウンセリングって何をするのか分からないし、なんだか不安で怖い…と
カウンセリングルームの扉を開けられない方もおられるのではないでしょうか?
今回は、
・カウンセリングとは
・カウンセリングの効果
・カウンセリングの方法 についてお伝えします。
目次
- ○ 1. カウンセリングとは
- ○ 2. カウンセリングの効果
- ○ 3. カウンセリングの方法
- ○ 4.まとめ
1. カウンセリングとは
カウンセリングとは、一般に個人が持つ問題や悩みの解決のために、専門的な理論と方法に基づいて行われる相談や援助のことを意味します。
カウンセリングは広い意味では、相談に来られた方のニーズに対応した様々な相談や援助を指すことが多いのですが、より専門的には、カウンセリング心理学やその関連領域(臨床心理学、発達心理学、産業組織心理学、その他)の科学的、臨床的な知見に基づいた心理的な援助を意味します。
2. カウンセリングの効果
カウンセリングは、人のさまざまな側面(色々な悩みや問題、行動、対人関係、生き方、価値観、選択、人生設計など)を扱います。何をもって効果とするかは難しいところですが、主に以下のような効果があるとされています。
① 問題となる行動や症状の改善
軽度の鬱(うつ)や不安を始めとした症状の軽減や、怒りや依存などの問題行動の改善にカウンセリングの効果があるとされています
② 心理社会的な安定や機能性の改善
精神的、心理的な苦しみを緩和し、健康で幸福な状態(wellbeing)の増進や、さまざまな出来事(事故や災害など)からの心理的影響(トラウマなど)からの回復、適切な物事の考え方や行動の増加、学校や職場などに効果が期待されます。
③ 対人関係上の問題解決や目標達成
家庭や職場、学校や地域社会の中での人間関係の問題解決に効果を発揮します。適切なコミュニケーション能力の向上や、良好な人間関係を築くことなど、対人関係上その方がどうありたいか目標達成にむかうことが出来ます。
④ 自己についての認識の変化や自信の拡大
自分自身の捉え方や考え方が変化し、自分を認め、自分自身を受入れることが出来るようになります。そのため自己肯定感や自己効力感が増し、その方にとって適切な生き方やキャリア開発が出来るようになります。
⑤ 問題対処能力の向上や自己成長
問題に向き合い対処する力が向上し、ストレス耐性やレジリエンス(心理的ダメージからの回復力)が増進します。また、全体的な心理社会的機能の向上と人間的成長が期待されます。
(参考書籍:産業カウンセリング 養成講座テキスト)
3. カウンセリングの方法
カウンセリングオフィスCOCOKARAで
行っているカウンセリングには、下記のような方法があります。
① 対面カウンセリング
カウンセラーと相談される方が直接会って面談を行う方法で、一般的なカウンセリングです。
お話しの内容が外に漏れないお部屋などの環境で、決められた時間、相談者様が安心・安全にお話しいただけるようにお聴きします。
② 電話カウンセリング
電話でカウンセリングを行います。声でつながり、訪問する必要がありません。対面カウンセリングと同様に、決められた時間、相談者様が安心・安全にお話しいただけるようにお聴きします。
③ メールカウンセリング
メールで相談内容を送信します。それに対して心理カウンセラーが返信を行います。
④ オンラインカウンセリング
インターネットを使い、オンラインでお顔を拝見しながら面談を行います。
新型コロナウイルスの流行以来、個人でも企業でも多くなってきている方法です。
⑤ SNSカウンセリング
LINEやチャットをつかったカウンセリングです。
決められた時間内にお互いのやりとりでカウンセリングをします。
話すことが苦手な方や、声や顔を出さなくてもよいことで、近年多く活用されています。
4.まとめ
カウンセリングは、メンタルダウンした人や“うつ状態の人が受けるもの”と勘違いされていた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
『効果』にもあるように、カウンセリングを受けることで「自己成長」や「自分がどうありたいのか」を見つめる時間となり、自分自身をよりよく理解することで、人生をより楽しめるようになります。
美容院やマッサージ、整体に行くように、カウンセリングで「こころのケア」をしませんか?
カウンセリングオフィスCOCOKARAに、いつでもお問い合わせください。