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心の声(カウンセラーのつぶやき)

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心の声(カウンセラーのつぶやき)

カウンセラーだから本音や愚痴を言ってはいけないって事は無いよね…

今までの私は
企業の皆さまや悩める方に向けて
専門的な知識を沢山書くことが
ブログには必要だと思っていました

でも本当は、それに縛られて
ブログ記事が書けずにいたのです。ずっと…


「自分らしく、自分を大切に…」

なぁんていつも言っていたのに
私が全く自分らしく無かった…
カウンセラーでもこんな感じです
だって…人間だもの(笑)


・・・と言うことで
今日から私が感じることを
ありのままにブログに書いていきたいと思います

「自分軸で生きる」とは?

「自分らしく」といえば…


先日、仲間とオンラインお茶会を開催しました。


カウンセリングや心理に興味がある人のコミニティーの中で
初めましての方も一緒に90分のお茶会


テーマは
「ハートの声を聞き自分軸でイキイキ生きるお茶会」です


最近、“自分軸”って最近よく使うけど
皆さんはどう理解されていますか?


ある人は
ずっと自分軸で生きているつもりだけれど
相手のことを思うと心が揺さぶられる…これって他人軸? といい

ある人は
相手が望んでいるなら、そうしたほうがいいのかなぁ…
相手の気持ちを優先しちゃう自分がいる…って

またある人は
そもそも人間って自分軸で生きている。
この世に生きてる事は、自分軸をぶれないように育てる事…

そんな、いろいろな意見が出ました


私が思う“自分軸”の生き方は
一言で言うと「自分の心に正直に、自己選択して心地よく生きること」
他人を優先したとしても、それが自分の心が納得する自己選択なら
そして、そうすることが自分にとって“心地よい”のなら
自分軸で生きているのではないかと考えています



私がカウンセリングで出会う相談者さんは
なんだか自分軸で生きられていなくて
自分がどうしたいのかさえ分らなくなっていて
とっても迷って苦しんでいる・・・そんな感じがしています

“心地よい” これ、とっても大切!


「じゃあ、カウンセラーさん
あなたは自分軸で生きてるのですか??」

そう聞かれたら、
今は自信を持って「Yes!!」と答えられますが
小さい頃から数年前までの私は、
笑えるくらい「他人軸」バリバリのひとでした。


「どうしたい?」と訊かれても
「どうすることがみんなにとって良いですか??」って感じ・・・
調和すること、期待にこたえることが良い生き方だと信じ
他人軸を生きてきました。


親が望む子ども(娘)の役割を生き
社会や親の価値観の中で、それが正しいと信じ
そのうち自分が何をしたいのかも判らなくなっていました


両親はいつも
女の子らしく素直で気の利く女性
三歩下がって男性をたて、常に謙虚でいること
それが幸せなんだよと・・・と、ずっと私に教えていました

女の子は勉強はそこそこでも良い
仕事は結婚するまでで良い
子どもは母親がいつもそばにいないと良い子に育たない
そんな価値観の刷り込みの中で
良い家庭で旦那さんを支え、子どもを育てることが
幸せな人生なんだ・・・そんな姿を描いていました


これって全く「自分軸」じゃないですよね(笑)

本当に親がそんな意図をもってメッセージを送っていたのか真実はわかりませんが
少なくとも私は、そう受止めて行動していました。

親からの価値観「家族価値」

両親が持っている価値観を「家族価値」といいます
そして、子供は家族価値を無視することができません。

多くの場合、子供は全面的に服従し
家族価値をそのまま自分の価値として取込みます。
または逆に、全面反抗をする場合もあります

時折ある事ですが、
教師の子供は「勉強ができて優秀であるべき」という家族価値に対して
全面服従し、自らもきちんと勉強をして優秀になることもあれば
一方で、非行に走ったり、落ちこぼれたりするのは全面反抗の代表的な例ですね。

でも、気をつけたいのは
子供の性格が親の価値観により「原因論」的に決まるのではなく
常に子どもが選んでいるというなのです。

価値観が変わる大事件!!

私自身の話に戻りますが・・・

私は両親の価値観に従うことを選択した結果

無意識的に
「子供が小さい時には、母親がついていなければいけない」
という価値観の旦那様を引き寄せ結婚
出産を機に銀行を退職

何の違和感もなくそれなりに幸せに暮らしていたある日
私の中の何の価値観が変わる
いや、変わらざるを得ない大事件があったのです・・・

価値観が変わるには

このように生育歴や発達段階の中で形成した価値観


その価値観が変わるためには、大きなエネルギーが必要です。
例えば、子どもが自己選択し、家族価値に反抗し受入れないことも
大きな抵抗エネルギーで退治することで新たな価値観を形成しますし
その時、退治する親も大きなエネルギーを使い親の価値観が変容する事もあります。

自己選択で退治しなければ
事故や事件など思いもよらないところで
エネルギーを使い、その結果価値観が変わることもあります。

その他、大人になって気付いてから
時間やお金をかけて
カウンセリングや価値観変容のワークを受けるなどもありますね・・・


私の場合は、この時、自己選択ではなく
外部からの大きな力で変わらざるを得ない事件が起りました

それまで親の言うとおりの道を歩み
自己選択を避けていたので
必然的に起ったのだと今は思いますが・・・



今日は、長くなったので
その「価値観を変えた“事件”」は次回に・・・

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