部下のやる気と上司の言葉
目次
褒められるって嬉しい!!
今日は3ヶ月ぶりの歯科検診
「歯も歯茎の状態も前よりずっと良くなっていますね」
そう言って先生が褒めてくださいました
やったぁ!
大人になっても
褒められるってとっても嬉しい
この調子で歯のケアを継続しよう!と
先生のその一言でやる気が湧き起こり
よく磨ける歯ブラシを会計時に5本買って帰った私…(笑)
こんな小さなひとことですが
褒められるって本当に嬉しい!
厳しい上司に緊張するAさん
そういえば…
先日、企業カウンセリングで相談室に来たAさん
とっても気分が落ち込んで
良く眠れない状況になっていました
「上司と私は反りがが合わないんです
全く正反対の性格なんです」
そう言って肩を落とし話し出されました
また上司に何を言われるのだろうか
また怒られるのではないか
そうと思うと上手く考えられなくなり
動けなくなってしまう…
上司への報告も 上司の前に行くと
テンパって 頭が真っ白になって
上手く言葉が出て来ないんです…
こんな私だから
余計にイライラするんでしょうね…
さらに怒られて…
いや…
認めてほしい訳ではないんです
でも…書類を受け取る時
一言「ありがとう」って言ってくれたら
緊張も解れるのに…
信頼関係があれば
この人のためにと もっと頑張れるのに…
(ハァ…とため息…)
厳しい上司が
怖くて緊張して
自分が自分でなくなってしまう
そんなAさんの辛い様子が
伝わって来ました
承認欲求 ~マズローの欲求5段階説から~
子どもだけでなく大人でも
認めてもらうとやる気になりますよね
皆さんもよくご存じの
「マズローの5段階欲求」
少し説明すると…
人間の欲求を5段階の階層で理論化したもので
自己実現理論とも呼ばれています
アメリカの心理学者である
アブラハム・マズローが提唱しました
マズローの欲求5段階説では
①生理的欲求
②安全の欲求
③所属と愛の欲求
④承認欲求
⑤自己実現欲求
の5段階があり
下層の生理的欲求から上に向かって
ピラミッド状の序列になっていることが特徴
下の欲求を満たすことで
一つ上の欲求を持つようになり
最高位にある「自己実現」へと近づくという理論です
これについても諸説あり
必ずしも下位を満たさなくても上位の欲求を求めたり、
実は6段階だったという説もありますが
今回お伝えしたいのは
「承認欲求」について…
例え、組織に所属をしていても
真に所属して安心感を得たいという欲求が満たされ無いときは
孤独感や社会的不安を感じ 鬱に陥るケースもよくあることです
また「承認欲求」には
低位の承認欲求:
他人からの賞賛や注目、尊敬によって満たされる
高位の承認欲求:
自己尊重や意識づけ、自立性を得ることで満たされる
の2つの段階があり
これらの承認欲求が満たされず妨害されると
劣等感や無力感などの感情が生じ
孤独感や社会的不安に陥ります
今回のAさんもまさにこの状態に陥っていたのです
アブラハム・マズロー : フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「ありがとう」の一言
そういえば…
別の組織の管理職の方が こんな話をされていた事を思い出しました。
毎日部下には 「お疲れ様」って言ってますが
金曜日が終わる時には
「今週もありがとう」と言うように心がけています
みんな1週間お疲れ様
頑張ってくれて 本当に有難うね!と言う気持ちで…
この方がそうしてから
職場の雰囲気がとても良くなり
みんなが協力して効率良く成果を上げることが できるようになったそうです
「ありがとう」のひとこと
たったそれだけを心を込めて言うだけで
職場の雰囲気も 部下の能力発揮も システム全体が変わって行く
そんな良い循環が出来るのだなぁ…と感じました。
今ふっと…
システムズアプローチの 東 豊先生の著書の中にあった
「P循環 N循環」のことを思い出しました
これについては また今度…
(興味のある方は下記のリンクへ…)
この「ありがとう」の効果
もしかして… 組織だけでなく
小さな組織の「家族」の中でも 同じ効果があるのかも知れませんね!
「ありがとう💖」
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