心理テスト(検査)について
目次
心理テスト(検査)について
カウンセリングオフィスCOCOKARAでは
「WAIS-Ⅳ」「GATB」などの心理検査を実施しています
心理検査は、信頼性と妥当性が先行研究によって証明されているものを指し
信頼性とは、何度測っても同じものが測定できること
妥当性とは、測りたいものをきちんと測定できること を指します。
※ 医療機関ではありませんので検査のみをもって診断することはできません
診断には医療機関の受診を頂くことが必要です。
※ 医療機関ではありませんので検査は保険適用外です
ウエクスラー知能検査(WAIS-IV)
ウェクスラー式知能検査は、アメリカの心理学者であるWechsler,D.(ウェクスラー)が、個人の知能構造を診断する目的で開発した知能検査です。
ウェクスラーは知能を「目的的に行動し、合理的に思考し、環境を効果的に処理するための、個人の集合的ないしは全体的能力」と定義しました。
WAIS-Ⅳで分かること
ウェクスラー式知能検査を実施することで
同年齢集団の中での個人の知能水準の位置を知り得る知能偏差値IQが算出できます。
また、検査項目の高低も算出するため知能の中で
どのような力が高いのか、または低いのかといったことが理解できます。
検査を通じ、ご自身の特徴をより良く理解頂くことで
日常生活や社会生活での困り感とどのような関連があるのかが明らかになり
クライエント様のより良い生活の提案につながります。
一方で、ウェクスラー式知能検査は、全知能の一部を測定するものであり
人間のもつ知能全てを測定することはできません。
※ウェクスラー式知能検査は「知能検査」であり
発達障害の有無を発見するための検査ではありません。
また、医療機関ではありませんので「診断」を行うことはできません。
厚生労働省編 一般職業適性検査(GATB)
GATBとは、個人の職業適性を測定するツールの一つで、
時間制限法による最大能力検査のことになります。
(制限時間内にできるだけ早く正確に回答する最大能力検査)
対象年齢の範囲は、原則として13~45歳未満であり、学歴は関係なく、
個別でも集団でも実施が可能となっています。
GATBで分かること
今まで気づかなかった自分の能力面での特徴や適性職業を知ることができるため
職業選択の手がかりになったり、就きたい仕事に対して身につけるべき必要な知識や能力が分かります。